羽織は防寒だけではなくオシャレも楽しめるため、着物で出かける際に欠かせないアイテムです。
着物や帯をダメージから保護する役割もあり、さまざまな種類や特徴があります。
今回は、羽織を着用する際のマナーについて紹介します。
▼羽織を着用する際のマナー
■室内では脱ぐ
羽織は目的地に着いたら、訪問先や場面に合わせて脱ぐようにしましょう。
自宅用の羽織は室内で着用しますが、防寒着や汚れ防止が目的の場合は洋服のコートと同様に脱ぐことが自然です。
羽織を脱ぐことでシワになるのを防ぎ、座っている姿をキレイに見せられます。
■しっかりと着用する
羽織を着用する際は前紐をしっかりと結び、着物と袖を合わせます。
羽織はカジュアルな場面でも着用しますが、紐が結ばれていないとルーズな印象を与えてしまうので注意が必要です。
袖の形を合わせないと着ぶくれした印象を与えやすいので、しっかりと重ねましょう。
■着る時も脱ぐ時も体に沿わせる
羽織をバサっと広げて袖を通すのは所作として避けるべきなので、着る時も脱ぐ時も体に沿わせることが大切です。
着る時はできるだけ小さい動きで、袖口から体に沿わせるように着用します。
また脱ぐ時も同じで、静かに脱いで小さく畳んで持ち歩くと良いでしょう。
▼まとめ
羽織を着用する際のマナーは、下記の通りです。
・室内では脱ぐ
・しっかりと着用する
・着る時も脱ぐ時も体に沿わせる
用途や場面に合わせた羽織を選ぶと、自身の好きな雰囲気でオシャレを楽しめるでしょう。
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