お子様に着物を着用させる際は、成長に合わせた肩上げが必要です。
しかしどのように肩上げを行えばよいか、ご存じない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、肩上げの流れについて紹介します。
▼肩上げの流れ
①肩上げの寸法を測る
着物の丈から裄丈の長さを引いて、肩上げの寸法を測ります。
平面な場所に着物を置いて横へ広げた状態で、襟の中心から袖口までを計測した長さが着物の丈です。
また裄丈は、着物を着用して腕を45度ほど開いた状態で、首の付け根から肩を通り手首までを計測することで確認できます。
②上げ山の位置を決める
肩上げを仕上げた際に折山線となるのが上げ山で、起点は肩幅の半分にあたる位置です。
背面は、起点から袖付き止まりの延長線から2cm上までを目安として上げ山を作ります。
また前面は、斜めの折山線を作成するために、袖側へ1cmずらす必要があるため注意しましょう。
③肩上げをつくる
上げ山を中心として、肩上げ寸法の半分をつまみ上げて重ねた部分が肩上げです。
縫う際の目安になるため、重ねたらまち針やクリップで固定しておきましょう。
また背面の肩上げをつくる際は、下の部分を半分より1cm引いた寸法で調整すると、きれいな仕上がりになります。
④縫い合わせる
重ねた部分を袖側に倒したら、糸で縫い上げていきます。
この時、糸が目立ちにくい仕上がりになるよう、二目落とし縫いを行うのがおすすめです。
▼まとめ
肩上げを行う際は、下記のような流れで行います。
①肩上げの寸法を測る
②上げ山の位置を決める
③肩上げをつくる
④縫い合わせる
ご自身での肩上げが難しい場合は、
仕立てを行なっている専門店へ相談して仕上げてもらいましょう。
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