振袖の種類について
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2024/10/01
コラム
成人式や結婚式など、ハレの日の衣装として振袖を選ぶ女性は多くいらっしゃいますが、袖丈や柄によっていくつか種類があるのはご存じですか。
種類に合わせた着用シーンを知れば、着物がもっと身近に感じられるのではないでしょうか。
今回の記事では、さまざまな用途に合わせた振袖の種類をご紹介いたします。
▼袖の種類
振袖の袖丈には本振袖・中振袖・小振袖の3種類があり、長さによって用途や格が変わります。
■本振袖(大振袖)
袖丈が約104?125cm前後の振袖で、くるぶしくらいまで長さがあるため大振袖とも呼ばれています。
振袖の中で最も格式が高く、主に花嫁が着用します。
■中振袖
袖丈が約100cm前後の振袖です。
成人式や結婚式の参列に着用することが多いため、最も身近に感じられる方が多いタイプでしょう。
■小振袖(二尺袖)
袖丈が約60?85cm前後と振袖の中で最も袖が短く、二尺袖とも呼ばれています。
動きやすく堅苦しくない雰囲気のため、観劇やパーティなど気楽に着用できる振袖です。
また袴と合わせたスタイルは、卒業式の衣装としても知られています。
▼柄の種類
柄の種類は大きく分けて、以下の3つです。
・古典柄
・新古典柄
・モダン柄
古典柄は、時代や流行に左右されず親しまれてきた品のあるデザインです。
ご家庭で受け継がれている着物に最も多い柄で、文様には厄除けや無病息災を祈願する想いが込められています。
新古典柄は古典柄がベースですが、現代的な要素が取り入れられているため華やかな雰囲気が特徴です。
また、裾や袖に部分的な文様が描かれているのが特徴で、大人っぽい振袖が好みの方に適しています。
モダン柄は、チェックやボーダーなどの古典柄にはない自由な雰囲気のデザインが魅力です。
個性的なファッションが、好きな方やオリジナリティを出したい方に選ばれています。
▼まとめ
大切な場面で着用する振袖だからこそ、お気に入りの一着に出会いたいですよね。
一つ一つの文様に込められた意味がわかると、より楽しく振袖を選ぶことができます。
当社は1929年の創業より、着物や和装小物の制作・販売を行っております。
長い歴史を持つ専門店として、上質な商品をお客様にお届けいたしますので、着物に関するお悩みは何なりとご相談ください。