着物に使われる多様な色は、それぞれ意味をもっています。
色の意味を意識することで、着物選びや着ることがよりが楽しくなるでしょう。
今回は、着物の色がもつ意味について紹介します。
▼着物の色がもつ意味
■赤
赤は古来から神聖な色で、魔除けの意味をもつと言われています。
悪運を払い縁起の良いことを引き寄せるとされているため、お祝いの場にふさわしい色です。
■青
青は空・海など雄大な自然を思わせるような色であり、安らぎ・冷静といった意味を表します。
また藍染などに用いられる藍は、薬として使用されることも多く、そこから由来して青は浄化の意味ももっています。
■緑
緑は自然を象徴する、癒しの色と言われています。
また、健やかに育つ草木にちなみ成長や健康などの意味もあり、他の色と調和しやすいのも特徴です。
■黄
黄は太陽のような明るさと温かさから、希望・変化など前向きな意味をもちます。
また光の具合で金色にも見えるため、富をあらわすこともある縁起の良い色です。
■白
白は、何にも染まっていない清廉・神聖な意味をもつ色です。
新たなスタートを歩む場面で使用され、幸せを包み込むような意味ももっています。
▼まとめ
着物に用いられる色の意味を知ることで、着るときの楽しみ方が広がります。
またお祝い事などで着物を
仕立てる場合にも、願いや希望を色に込めることができるので、さらに愛着が増すでしょう。
『株式会社斉藤商店』は、着物の色の意味も含め、豊かな知識と技術でお客様の着物選びをサポートいたします。
お子様への着物を購入したい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。